お風呂上りやヘアセットに活躍するドライヤー。
今回は、男性が使いやすいメンズ向けのドライヤーの選び方やスタイリングの方法を紹介します。
1.メンズ向けドライヤーを選ぶ基本
お風呂上りに髪を乾かす場合や、外出前のヘアセットに使うなどドライヤーは髪の長さや性別に関係なく必要なアイテム。
ドライヤー自体はほとんどの場合、メンズ専用やレディース専用というカテゴリーでは分けられていませんが、男性がドライヤーを選ぶときのポイントを3つ紹介します。
①ミディアム以上の男性は風量をチェック
髪の長さがミディアム以上ある方はまず、風量をチェックしましょう。
乾く早さは風量の影響が大きいため、目安として1.5㎥/分以上の風量を選ぶことをおすすめします。
最近では、2.0㎥/分以上の大風量モデルも販売されているため、ヘアドライが面倒という方は検討してみるといいでしょう。
②ドライヤーの温風温度をチェック
一般的なドライヤーの温風温度は、約60℃~120℃と幅があります。
ドライヤーは、電力を“熱”か“風”のどちらかに変換するため、風量が上がると温度が下がるといった関係にあるからです。
温風温度が低いと、髪が乾きにくくなるため、85℃以上を目安に選ぶといいでしょう。
ドライヤーを選ぶうえでは、風量と温風温度のバランスが重要なポイントになります。
③ヘアセット、ヘアケア機能もチェック
選ぶドライヤーによってヘアセットの仕上がりも変わってきます。
風量や温度の調節ができるものを選ぶとヘアセットがやりやすくなります。
ヘアセットの最後に冷風を当てるとスタイリングが長持ちするので、冷風モードが付いているものを選ぶといいでしょう。
ヘアケアにこだわる場合は、マイナスイオンやプロテクトイオンなどの付加機能がついているタイプがおすすめです。
2.ヘアセットに欠かせない3つの機能
男性がヘアセットでドライヤーを使用する場合、どのような機能があるとよいかご紹介します。
①スタイリングが簡単になる風量調整機能
ヘアドライの際は、強い風量のほうが効率的ですが、ヘアセットの際は細かく風量が調節できたほうがやりやすいでしょう。
SETモードなど風量を抑えた設定があるドライヤーがおすすめです。
髪型や風を当てる位置に合わせて風量を調整することで、思い通りのヘアスタイルを作りやすくなります。
ドライヤーを使って大まかにスタイリングしておけば、ヘアアイロンや整髪剤を使ったスタイリングも簡単に仕上げられるでしょう。
②冷風モードは必須機能
冷風モードを使っていない方は多いかもしれませんが、ヘアセットの際、冷風は非常に重要です。
髪の毛は温めると柔らかくなり、冷やすと固まるという性質があるため、この性質を利用してスタイリングしていくのがポイントです。
③セットフード付きを選ぼう
ヘアセット用のフードを利用すると、風の出る範囲が狭くなり、必要なところに風を送りやすくなるため、ヘアスタイリングがスムーズです。
ヘアスタイリングにこだわりのある方は、セットフード付きのドライヤーを選ぶようにしましょう。
3.男性必見!ドライヤーを使ったヘアスタイリング方法
ドライヤーで髪の毛を乾かした後に、ワックスやジェルでスタイリングする人も多いでしょう。
しっかりとドライヤーでベースを作っておくとスタイリングが楽になります。
①根元から一気に8割くらい乾かす
強く髪を擦り過ぎないようにタオルドライした後、風量を最大にした温風(強温風)を使い、根元からまんべんなく髪へ風を当てて乾かしていきます。
毛先から風を当てても全体が乾きづらく、毛先の乾かしすぎにも繋がるため、必ず根元から乾かすことをポイントに8割程度乾かしましょう。
②風量を落としクセを作っていく
8割ほど乾いたら、温風のまま風量を落とし、髪の毛の流れやボリュームを付けたい場所、おさえたい場所などにクセをつけていくといいでしょう。
このときは、乾かすというより、クセをつけるというイメージで仕上げるのがコツです。
③冷風を使ってスタイリングをキープ
温風でつけたクセをキープするためには、冷風に切り替えるのがポイント。
髪が冷えて固まる性質を利用して、ヘアスタイルを固定していきます。最後に冷風で仕上げると、ヘアスタイルも長持ちします。
4.まとめ
今回は、メンズ向けドライヤーの選び方と、楽なスタイリング方法を紹介しました。
ドライヤーを選ぶ場合は、ヘアドライの性能とスタイリングのしやすさをそれぞれチェックするのがおすすめ。
ヘアドライには、風量や温度をチェックしましょう。スタイリングを重視する際は、風量調整機能や冷風モードも必須です。
ぜひ今回の記事を参考に、ドライヤー選びをしてみましょう。
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