新生活の季節。家電を揃える方も多いのでは?
今回は、カールアイロン(コテ)を購入する際に悩みがちな太さについて徹底比較。
メジャーなのは19mm、26mm、32mmの3種類ですが、わずかな太さの違いによってその仕上がりは大きく異なります。
どの太さのカールアイロン(コテ)を買えば自分が理想とする巻き髪ができるのか、分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ヘアースタイリングのプロである美容師さんに、カールアイロン(コテ)の太さによる仕上がりの違いや、カールアイロン(コテ)の太さ別のおすすめの髪の長さ・髪質をお聞きしました。
同じマネキンを使い、全く同じ巻き方でそれぞれのカールアイロン(コテ)の仕上がりを比べてみたので、どの太さのカールアイロン(コテ)を買うか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
最もベーシックで、幅広い髪の長さの方におすすめ♡32mmのカールアイロン(コテ)
初めに紹介するのは32mmのカールアイロン(コテ)。
(当社従来機種:32mmのマイナスイオン2WAYスチームヘアーアイロン TPW2632を使用)
180度に温めたカールアイロン(コテ)で、全体の髪を束ごとに内巻き、外巻きと交互に巻き、ミックス巻きにします。
全体を巻き終わるとこんな感じに。
さらに、ほぐすと上の写真のような仕上がりに。
直径が太いため、カールが大きく仕上がる32mmのカールアイロン(コテ)は、ショートヘア〜ロングヘアまで幅広いヘアスタイルの方におすすめです。
とくに、ロングヘアの方は巻いていく髪が長いので、32mmのカールアイロン(コテ)が最適。
最もベーシックなカールアイロン(コテ)の太さで、ゆるめで柔らかく、自然なカールに仕上がります。
また、髪質が柔らかい方はカールのクセがつきやすいので、32mmのカールアイロン(コテ)でゆるめに巻いてあげると良いでしょう。
しかし、スーパーロングで、「32mmのカールアイロン(コテ)でも巻くのが大変…。」という方は38mmのカールアイロン(コテ)を探してみると良いかもしれません。
ふんわりとしたボリュームが出て、ショート〜ミディアムにおすすめ♡26mmのカールアイロン(コテ)
次に紹介するのは、32mmよりも1つ細い種類である、26mmのカールアイロン(コテ)。
(当社従来機種:26mmのマイナスイオン2WAYスチームヘアーアイロン TPW2626を使用)
先ほどの32mmのカールアイロン(コテ)と同じ巻き方で、全体の髪を26mmのカールアイロン(コテ)で巻くと上の写真のように。
32mmのカールアイロン(コテ)と比べカールが小さく、少しきつめの巻き髪に仕上がります。
巻いたカールをほぐしてあげるとふんわりとした仕上がりに。
32mmで巻いた髪に比べ、ボリューム感が出るので、「ボリュームレスになりがち…。」という方や「ボリュームを出したヘアアレンジをしたい」という方に向いています。
また、32mmのカールアイロン(コテ)よりも小さめのカールに仕上がる26mmのカールアイロン(コテ)は、ショートヘア〜ミディアムヘアの方におすすめ。
ロングヘアの方でも「髪質が硬くてカールがつきにくい。」という方は、32mmのカールアイロン(コテ)よりも26mmのカールアイロン(コテ)の方がしっかりとカールがつくでしょう。
さらに、しっかりとしたカールがつくので、毛先のハネを強調したいときにも活用できます。
ベリーショートやショートヘアの方におすすめ♡19mmのカールアイロン(コテ)
最後に紹介するのは、最も直径が細く、細かいカールを作ることができる19mmのカールアイロン(コテ)。
(当社従来機種:19mmのマイナスイオン スチームヘアーアイロン IPM1619を使用)
32mmのカールアイロン(コテ)、26mmのカールアイロン(コテ)と同様、全体の髪をランダムにミックス巻きにすると上の写真のような状態に。
他の2つのカールアイロン(コテ)に比べて、最も細かいカールができています。
仕上げに、全体の髪をほぐすと上の写真のような仕上がりに。 32mmのカールアイロン(コテ)、26mmのカールアイロン(コテ)に比べて細かいカールができる19mmのカールアイロン(コテ)は、髪の短い方でも比較的簡単に髪を巻くことができます。
ベリーショート〜ショートヘア〜ミディアムヘアの方におすすめで、メンズヘアの根元の立ち上げにも◎
パートナーと兼用することもできてしまいます。
さらに、ヘアアレンジ後に、襟足など部分別の細かいカールを作りたい時にも最適。加えて、縦向きのしっかりとしたカールを作りたい時にも使えます。
また、小さなウェーブを出しやすいため、ソバージュや細かめのパーマのようなウェーブを作りたい時にも活用できるでしょう。
どの太さのカールアイロン(コテ)を買う際でも気をつけた方が良いことは?
今回、32mm、26mm、19mmそれぞれのカールアイロン(コテ)の仕上がりの違いが分かりましたが、最後にどの太さのカールアイロン(コテ)を選ぶ際にも気をつけた方が良い共通事項と、髪の長さ別におすすめの太さをおさらいでお伝えします。
美容師さん曰く、カールアイロン(コテ)を選ぶ際は以下の3つに気をつけると良いとのこと。
カールアイロン(コテ)を選ぶ際にも気をつけた方が良い共通事項
- 1. 180度まで温度が上がるものを選ぶと使い勝手◎
- 2. 前髪など、巻く場所によって温度を下げた方が良い箇所もあるので、温度を細かく設定できるもの
- 3. 朝、時間がない時に使用することなども考え、電源を入れてからなるべく早く温まるもの
また、カールアイロン(コテ)の太さが細ければ細いほどカールが細かくなり、ゴージャスで華やかな雰囲気、太ければ太いほどカールが大きくなり、ふんわりとしたゆるめのイメージになるということも覚えておきましょう。
さらに、髪の長さ別のおすすめの太さをおさらいすると、下記のようになります。
ベリーショート・・・19mm
ショート〜ミディアム(肩につく程度)・・・19mm、26mm、32mm
ミディアム〜セミロング・・・26mm、32mm
ロング〜スーパーロング・・・32mm、38mm
髪の長さだけでなく、髪が細くて柔らかい方はカールがつきやすいため太めのカールアイロン(コテ)が、髪が太くて硬い方はしっかりとカールがつく細めのカールアイロン(コテ)がおすすめというポイントもあるので、自分の髪の長さ、髪質を考慮してベストなカールアイロン(コテ)の太さを選んでみてください。
理想の仕上がり、髪の長さ、髪質を考え、ベストなカールアイロン(コテ)を購入しよう
直径が6〜7mm変わるだけで、仕上がりが全く変わるカールアイロン(コテ)。
実現したいカールやヘアスタイル、さらに自分の髪の長さや髪質を考え、ベストなカールアイロン(コテ)を購入しましょう。
余裕のある方は、全ての太さを揃えれば、同じ巻き方でも様々なカールを楽しむことができます。
カールアイロン(コテ)を使いこなし、様々なイメージの巻き髪、そして巻き髪を活かしたヘアアレンジを楽しみましょう♡
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※この記事は当社オウンドメディア「女性キレイ研究所」に2020/6/24に掲載された記事を2024/5/30加筆修正し、再掲載したものです。