服をスタイリッシュに着こなすために、健康的な体をキープしたい方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、無理なダイエットは続けることは困難なだけでなく、過度な食事制限などは身体を壊してしまう原因にも…。 そこで今回は、スポーツトレーナーの渡邊亜紀子さんに、家の中で他の作業をしながらできる5つの”ながらダイエット“についてお伺いしました。体重を少しずつ落とすものから、気になる箇所の部分痩せなど、比較的簡単で健康的に取り組めることができるものばかりです。 どの方法も、1週間で少しずつ効果がのぞめるそうなので、毎日の習慣に取り入れたい方はぜひ参考にしてみてください。 |
お風呂に入り”ながら”目指せくびれウエスト! |
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最初にご紹介するのは、お風呂に入りながらウエストのくびれを作るストレッチ。 まずは身体を柔らかくするため、湯船に浸かった際、深呼吸をします。肺にいっぱい空気を取り入れるイメージで息を吸い、ゆっくり口から息をはき切ってください。 この時大切なのは、肋骨を動かすこと。肋骨の動きが硬いと、身体がほぐれません。日中パソコン作業などで固定した姿勢が多いと、自然と肋骨の動きが悪くなり、背中も丸くなります。 身体を洗う時に使うタオルやスポンジをなるべく小さくし、ウエストをひねりながら背中を洗ってください。 背中が硬いと最初はきついこの体勢。毎日行うことでだんだん柔らかくなり、ウエストが引き締まっていきます。
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歯磨きし”ながら”美腹と美尻と美脚を目指そう |
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次は歯磨きしながら行うストレッチです。 歯磨きしながらお腹にグッと力を入れて、お尻の穴を締めるようにしてください。同時に太ももの内側も締めるように力をいれます。 お腹を締めることで腹筋が鍛えられ、ウエストを引き締めることに繋がるだけでなく、お尻も締めるのでヒップアップ効果ものぞめるのだとか。 「こんな簡単なことで本当に効果があるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、内ももの筋肉が衰えると姿勢が崩れ、痩せにくくなるのだそう。
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美顔ローラーで、テレビを見”ながら”脚のむくみ取り |
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平日の夜、家でゆっくりテレビやパソコンを見ながら過ごすという方におすすめなのが、テレビを見ながらできる脚のむくみ取り。 O(オー)脚で悩んでいる方、脚痩せができず悩んでいる方、実はその原因は脚が硬まってしまっていることだというのはご存知でしたか? 脚をほぐすことで血行がよくなり、むくみも取れてスリムな脚を手に入れることができます。 やり方は簡単。使わなくなった美顔ローラーでふくらはぎや太ももなど、お好きなところをコロコロするだけです。 おすすめなのは太ももの真横。痛気持ちいいくらいの強さでコロコロしてみてください。 家に美顔ローラーがないという方は、両手で軽くグーを握り、平らな部分や指の関節部分で上下にマッサージしてみてください。 しばらく脚をほぐしたら、仰向けになりましょう。 右太ももを曲げ、真横部分が上にくるように左へ倒してください。左手を太ももの上に乗せて力をいれると、より伸びて効果的です。 痛いと縮んでしまい逆効果になる場合もあるので、痛気持ちいいくらいで止めておきましょう。最初は伸びなくても、続けていくうちに伸ばしやすくなるのだとか。 美顔ローラーと合わせてこの体操をすることで、より脚がほぐれます。 さらに時間に余裕がある方は、そのまま骨盤の歪みを整える体操もしてしまいましょう。脚のむくみ取りやO(オー)脚改善に効果的です。 仰向けのまま両膝をたて、 片方の脚をもう片方の脚に乗せ、脚を組むような形にします。そのまま脚をゆっくり左右に倒し、ゆっくりゆらゆら左右に動かしてください。 片脚が終わったら、脚を組み替えて同じ動作を行いましょう。全ての歪みが完璧に整うわけではありませんが、骨盤の正しい位置を維持するのに効果的です。
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スキンケアをし”ながら”顔のむくみを取って小顔に |
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デジタル社会と言われる現代。パソコンやスマホによる首こりで悩む女性は増えています。 実はこの首こり、顔をむくみやすくして、大きく見せる原因に。また、頭痛の原因にもなり、健康にも良くありません。首こりの原因は縮んでいる筋肉にあるので、これからご紹介するマッサージでしっかり筋肉をほぐしましょう。 まずは両手を軽くグーで握り、平らな部分や関節部分で耳の下から首を通り、肩や鎖骨部分に向けて上から下へマッサージします。 続けることで小顔効果と頭痛予防がのぞめるこのマッサージ。日中パソコン作業などで下を向くことが多い方は、首の前側が圧迫され、疲労物質が溜まっているので、健康のためにもぜひ試してみてください。
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食べ”ながら”体重が落とせる!脂肪燃焼スープ |
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最後にご紹介するのは、健康的に体重を落とせる脂肪燃焼スープです <材料>(3日分)
血液をサラサラにする玉ねぎと、脂肪の燃焼を助けるセロリ、ピーマン、トマト缶が入ったこのスープは医療現場でも使われる脂肪燃焼スープなのだとか。主に循環器科で心臓病などの患者さんが体重オーバーで手術ができない場合などに、コンソメを抜いたこのスープを毎食食べ、体重を落とすのだそう。 コンソメを入れるとさらに美味しくなるので、無理なく食べることができそうです。医療現場でも使われているメニューであり、栄養バランスもバッチリなのでダイエット食として安心して試せるのもいいですね。 スープ作りの面倒な玉ねぎのみじん切りもこれで解決!テスコムのフードプロセッサーはこちら |
自分の生活をし”ながら”無理のないダイエットを |
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家でリラックスしながら、日常生活で必要な作業をしながらできる”ながらダイエット“。今回ご紹介したものは1週間(スープの場合は数日間)実施するだけで、効果が見えてくる可能性が高いものばかりです。 過激なダイエットや激しい運動がなかなか続かないという方は、普段の生活にひとつ取り入れて、健康的に、スリムな体を手に入れましょう。 ◎今回ご協力いただいたスポーツトレーナーさん
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出典:女性キレイ研究所
※この記事は当社オウンドメディア「女性キレイ研究所」に2019/8/23に掲載された記事を2024/7/31に加筆修正し、再掲載したものです。